日本語と英語を行き来する人の音声入力
東京で日本語と英語の音声入力を使って分かったことを書きます。言語の切り替え、混ざった文、口調。
私は東京で働いていて、一日のうちに英語、スペイン語、日本語を切り替えます。音声入力を使い始めると、言語を切り替える手間が気になりました。
切り替えが面倒だと、使わなくなる
多くのアプリは、設定で入力言語をひとつ選ぶ方式です。日本語のSlackから英語のメールに移るたびに、設定を開いて切り替える。三回目でやめたくなります。使わなくなった音声入力アプリは、私の場合ほぼ全部これが理由でした。
ゆびの言語設定
ゆびの自動設定では、Macの言語設定に合わせて日本語か英語を選びます。Macを日本語で使っていれば日本語、英語で使っていれば英語です。もう一つは固定です。設定で日本語だけ、英語だけを選べます。会議中に日本語しか話さないと分かっているなら、固定したほうが安定します。
話し始めた言語を聞き分けて自動で切り替える、という動作はいまのゆびにはありません。作りたい機能ではありますが、まだ書いていないので、できるとは書きません。
混ざった文
日本語の文の中に英語の製品名や社名が混ざることはよくあります。「Figmaのコンポーネント」のような言い方です。この場合、文全体は日本語として処理され、英語の部分はカタカナになるか、綴りが崩れます。完全な解決策はまだありません。ゆびでできるのは、よく使う英語の言葉を登録しておくことです。登録した言葉は、その言葉が認識されやすくなるよう、日本語モデルに候補として渡されます。私はFigma、Slack、Notionのような名前を登録しています。
アプリごとの口調
言語と別に、口調の問題があります。同じ内容でも、Slackでは砕けた書き方、メールでは整った書き方をします。ゆびは、いま文字を入れるアプリを見て、口調を合わせます。Slackでは短めにし、メールでは文末を整えます。これはMacの中で動く単純なルールで、AIには送りません。日本語と英語で別のルールを持っています。
スペイン語について
聞かれることが多いので書いておきます。いまのゆびは日本語と英語だけです。私が毎日使う二つの言語で、自信を持って調整できるところから始めたかったからです。SpeechAnalyzerの対応言語は実行時に確認できますが、ゆびが実装しているのは日本語と英語だけです。
実際の一日
朝、日本語で家族にLINEを送る。英語でSlackに返事をするときは、設定を英語に切り替える。昼に日本語で議事録を取る。夜に英語で記事の下書きを話す。切り替えは一日に数回で、二回のクリックです。それが面倒に感じなくなったところで、音声入力が習慣になりました。